金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

07

新聞購読のお申込み

【インターモールド名古屋】金型加工の最新技術

7月6~9日 ポートメッセなごや

3年ぶりに開催される(※写真は前回2019展)

294社が競演

金型加工技術に関する専門展「インターモールド名古屋」(主催:日本金型工業会、運営:インターモールド振興会)が7月6日~9日まで、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される。

2019年以来、名古屋開催は3年ぶりとなる今回は、294社・団体(6月21日現在)が出展。マシニングセンタ、切削工具、治具、ソフトウェア、測定機器など、多くのメーカーが金型加工に関する最新技術を披露する。

金型づくりの最新技術に加え、講演会やセミナーが充実しているのもインターモールドの特長だ。DXやCASEをテーマにした特別講演のほか、次世代プラスチックに関連した講演も開かれる。

日本金型工業会主催のイベントでは、金型業界で働く女性「かながた小町」や、中部の若手部会「イーグル会」、「金型マスター」によるパネルディスカッションも開かれる。型技術者協会主催の金型サロンはカーボンニュートラル(CN)がテーマとなっている。

併催の「金型展」には約90社の金型メーカーが出展する。SDGsやCNを意識した出品のほか、電動車向けの金型や金属3Dプリンタで造形した金型も披露される。また、金属プレスメーカー約30社が出展する「金属プレス加工技術展」では、深絞り、板鍛造など様々な方法による生産性向上が提案されるなど、金型やプレス技術の未来を知る絶好の機会となりそうだ。

なお、今回のインターモールドは、コロナ対策のため、完全事前登録制となっている。公式サイト(https://intermold.jp)から申し込むと、入場料3000円も無料になる。

開催概要

  • 日程:2022年7月6~9日10:00~17:00 ※最終日は16:00まで
  • 会場:ポートメッセなごや第3展示館
  • 出展者:294社・団体(6月21日現在)
  • 主な出展製品:工作機械、切削工具、工作機器、測定機器、金型関連機器など
  • 入場料:3,000円※招待券持参者および事前来場登録者は無料

見どころはこちらから

金型新聞 年月日

関連記事

デジタル技術駆使し、金型製作期間半減目指す【ササヤマ challenge!Next50】

ササヤマが今期スタートした新中期経営計画「SAIMS247」。その中核事業となるのが金型製作期間の半減だ。デジタル技術や経験を駆使し金型づくりの大改革が進む。 全ての部品をQRで管理 材料に書かれたシリアルナンバー。入力…

金型でも金属AM技術の活用が広がる理由

コスト低減、用途開発進む 金型分野でも金属粉末を使った付加製造(AM)技術の活用が広がりつつある。背景には、装置を始めとしたAM技術の進化やユーザーの改善などによって、これまで課題とされていた製造コストが低下していること…

ワークス ガラスMLA量産へ【特集:連携・M&Aで乗り越える】

参画企業とともに成長 ワークスは、世界で前例のないガラス製マイクロレンズアレイ(MLA)の金型とそれによる生産技術の開発でレンズや素材メーカーと連携する。ガラス製MLAはディスプレイや投影機、自動車のライトなどの小型化や…

特集〜世界需要をどう取り込む
どう取り込む 変わる金型の世界地図

 国際金型協会(ISTMA)の統計によると、2008年以降の10年近くで金型生産額は約3割増加した。新興国の経済発展に伴う消費財の需要増や、自動車の生産台数の増加などを背景に金型需要が拡大したからだ。ただ、かつて日本が金…

精密、高精度 ニーズに応える型材・部品特集

 超精密、高精度、短納期、長寿命化—。こうした高度化する金型へのニーズに対応するには、あらゆる加工技術や素材技術が必要だ。中でも、鏡面性が得られるのか、離型性が高いのか、長寿命化が図れるのかなど、金型の本質的な機能に直結…

トピックス

AD

FARO スキャンしたらすぐに結果まで:工数低減を実現

金型のメンテナンス、修復、複製に3次元測定アームを活用 製品を製造するために欠かせない金型ですが、そのメンテナンスには多くの課題が存在します。金型は使用するうちに摩耗し、時... 続きを読む

関連サイト