切削加工品の見積もり、発注を効率化 双葉電子工業(千葉県茂原市、0475-24-1111)はこのほど、電子商取引(EC)サイト「フタバオーダーサイト」で6面体プレート材料の切削加工品を見積もり、発注できるサービスの提供を…
ルッドリフティングジャパン 積載荷重2.5tの金型反転機
電ドラで稼働、移動しやすく
ルッドリフティングジャパン(大阪市西区、06-6536-8807)は、ルッド社(ドイツ)のコードレス金型反転機「ツールムーバー」の販売を始めた。
電動ドライバーを差し込み回転させるとチェーンドライブの仕組みでテーブルが回転する。重さ2.5tまでの金型を載せ、反転できる。
4本の足で支え、アンカーを打つ必要が無い。金型を反転させる現場に応じてクレーンで吊り上げて移動したり、フォークリフトで持ち上げて運んだりすることもできる。
重量2.5t未満の比較的小さな金型はクレーンで吊り上げ反転させることが多い。しかしその作業中に手でチェーンを取り外し、付け替えるなど危険な場面があった。
一方、金型反転機を使う多くの場合、油圧や電気など動力源が必要で、またアンカーを打ち込み固定するためその場でしか使えないことがあった。
ツールムーバーはそうした作業の危険や、使用する際の不便を解消できる。また経験の浅い作業者や女性にも安全に金型反転の作業ができる。
オプションでテーブルにマットを付けたり、その横に金型の組み立てや調整ができる作業台を付けたりすることができる。テーブルの水平は脚で調整できる。標準仕様で約200万円。
金型新聞 WEB限定
関連記事
500角100㎏に対応 DLCなどのコーティングを手掛ける日本アイ・ティ・エフ(京都市南区、075-931-6282)が、大型金型のDLCコーティング加工に力を入れている。自動車のマルチマテリアル化などを背景に金型へのコ…
高精度・超高速加工 サンエールは、世界初の3層亜鉛構造を採用し、高精度・超高速加工を実現する放電加工ワイヤ「SPW+ε(イプシロン)」を3月から発売する。 真鍮を芯線としε—γ—βの3層からなる非常に厚い高濃度亜鉛層を有…
特集 次世代車で変わる駆動部品の金型(バッテリー、モータ、電子部品) 「自動車向けの金型を手掛ける企業は今後、バッテリー、モータ、電子部品、この3部品に携わっていないと生き残れない時代になる」と話すのはプレ…
加工工程を標準化 C&Gシステムズはこのほど、5軸マシニングセンタ対応のCAD/CAM「キャムツール」の新版「V18・1」をリリースした。加工工程の標準化をサポートする機能を追加するなど、作業者の工数削減に貢献す…