プレス型は4.6%減、プラ型は13.5%増 2021年7月の金型生産は、6.5%増の294億3,100万円となった。前月比でも3.7%増と前月に続き回復した。数量は前年同月比0.8%減と微減。前月比でも3.4%減の3万9…
次世代車で金型産業も変化
日本金型工業会
業界の将来を考える新潟でシンポジウム
日本金型工業会(小出悟会長・小出製作所社長)は9月26・27日の2日間、燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市)で「第5回金型シンポジウムin新潟」を開いた。基調講演やパネルディスカッション、工場見学会などを実施。会員だけでなく、会員外の企業など約180人が参加した。
「金型シンポジウム」は2014年から毎年、金型業界の将来について語り合う場として開かれている。5回目となる今回のテーマは、「次世代自動車産業の変革に対する金型産業の在り方」。小出会長は「(金型産業最大の需要家である)自動車産業ではEV化やFCV化などで大きな変化が起こっており、これから先、金型業界も変化させていかなければいけない。(この機会に)じっくりと考えていきたい」とあいさつした。
基調講演では、BYD COMPANY LIMITEDの陳浩氏が登壇。「BYD社の最新事業戦略」について講演した。
パネルディスカッションでは、「自動車産業のEV化・自動運転・リサイクルについて」をテーマに、同工業会学術顧問の横田悦二郎氏がモデレータを務め、パネラーとして経済産業省素形材産業室室長の松本真太郎氏、自動車リサイクル促進センター専務理事の阿部知和氏、小出会長、共和工業社長の岩渕学氏、米谷製作所社長の米谷強氏が参加。今後の変化に対応していくために、連携強化や人材育成の重要性などについて語られた。
2日目の工場見学会では、燕市産業資料館で燕市の産業の歴史を学び、国の文化財にも指定されている銅器メーカーの玉川堂を見学。また、新潟市のプレス金型メーカーのツバメックスの工場も見学した。
金型しんぶん 2019年10月10日
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