ハイテン、CFRPの加工技術 IoTや計測機器も 塑性加工に関する最新技術が一堂に集まる「MF-Tokyo 2017第5回プレス・板金・フォーミング展」が7月12日から15日まで、東京ビッグサイトで開かれる。主催は日本鍛…
超硬金型の寿命改善
シルバーロイ
耐蝕性超硬合金「Rタイプ」

現場の課題
生産性向上のために、超硬合金金型の寿命をもっと延ばしたい。
提案・効果
一般的な超硬合金材質から、シルバーロイの最新の耐蝕性超硬合金「Rタイプ」に材質を変更するだけで長寿命化。鍛造はもちろん打ち抜きや絞り、曲げ加工等の金型や耐摩耗治具においても大きな効果を発揮。結合相強化により耐蝕性を高め腐食が進行し難いほか、耐摩耗性向上と共に強度も向上。冷間鍛造など過酷な使用環境でも肌荒れが少なく、クラックやチッピングを抑えられる。
被加工材の凝着を抑制する「TFRタイプ」も新たに開発。アルミや銅、軟鉄など焼き付きやすい被加工材を加工(絞りや曲げ、打抜きなど)する金型や治具に最適。コーティングと組み合わせれば、一般的な超硬合金と比べ金型寿命が2~10倍になった事例も続々。
同社の超硬合金を採用することで、金型の寿命が向上し、金型費の削減に貢献。金型の耐蝕性向上により、ワイヤカット時の電蝕が低減され、磨き時間短縮も実現。使用中に、一旦、金型を保管することになった時にも保管時の腐食の問題が低減される。
金型新聞 2020年4月10日
関連記事
高い鏡面性を実現 熱処理から表面処理まで独自技術を持つリヒト精光(京都市南区、075-692-1122)はインターモールド2022大阪でエジソンハード処理(新ガス窒化処理法)の新技術を披露した。成形時のキズや摩耗の激しい…
鍛造ダイスの寿命安定化へ 三豊機工(愛知県春日井市、0568・81・4111)は、鹿児島県工業技術センターの協力を得て、鍛造金型の予圧状態を高精度に可視化する技術開発に取り組んでいる。7月16日から東京ビッグサイトで開催…
パソコン、スマホ、タブレット。これらのツールは、いまや我々の生活に欠かせないものとなった。ニュースやSNSのチェックはもちろん、取引先の企業情報や現場の困りごとの解決方法といった金型現場で必要な調べごとにもウェブを活用…
「高精度・難加工技術展」や「表面改質展」、「先端材料技術展」など7つの産業展が、10月19日から21日まで東京ビッグサイトの西ホールで開催される。他の併載展は「洗浄総合展」、「ジャパンロボットウィーク」、「真空展」、「ス…