35%の生産性向上を実現 三菱電機は昨年12月5日、AI技術で自動的に最適な制御ができる形彫放電加工機「SGシリーズ」を発売した。IoTを活用し、加工状態をリアルタイムで把握、分析することで、従来機に比べ、最大35%の…
型設計を効率化
ナノソフト
「3DQuickPress」+「3DSimSTAMP」

現場の課題
3次元でのプレス金型設計を実践する企業が増えつつある中で、さらなるリードタイム短縮やコスト削減を推進することが大きな課題。そのためには製品モデルや金型モデルを3D化するだけではなく、データの利活用が重要だ。
提案・効果
シミュレーションは今では欠かせないツールの一つであるが、金型設計者が作成した型部品をそのまま使って解析を行える、これまでにないソフトウェアを提案する。
プレス成形シミュレーションソフト「3DSimSTAMP」はプレス金型の実機トライをPC上で再現することを目的とし、下死点に至るまでの動作を接触のタイミングや荷重などを自動判定しながら成り行きに任せた材料の変形を予測する。
プレス金型設計支援ソフト「3DQuickPress」は、自動フィーチャー認識機能によるブランク作成、型部品を自動作成するPRL機能など、設計時間短縮のための機能を豊富に用意。
金型設計ソフトとシミュレーションの連携は、設計上の問題を事前に発見できることや新しい工法の検討などにも有用なシステムとなっている。
金型新聞 2020年4月10日
関連記事
低速・高トルクで安全 弾性ゴム砥石「ダイワラビン」を製造する大和化成工業(埼玉県草加市、048-936-8684)はこのほど、関連会社のt‐iarumasT&A(ティアルマスT&A、埼玉県草加市)から、…
ロボや自動化、AI技術 ユアサ商事が企画・支援する「つなぐグランドフェア2021」が11月5、6日の2日間、千葉市美浜区の幕張メッセ1〜3ホールで開かれる。徹底したコロナ感染対策の中、人手不足などの製造業における様々な課…
アルミホットスタンプは高温に加熱されたアルミ板材を簡易冷却金型内に挿入し、プレス加工と同時に焼入れが行われ、高強度、高成形性および高寸法精度を付与する技術。最新のアルミ板加工技術であり、今回のテクノラボでは、アルミホット…
高速高品位5面加工門形マシニングセンタ「MCR-S」 オークマの公式製品紹介は、こちらから 現場の課題 金型の加工において、加工時間そのものはもちろん、加工後にワークを3次元計測機に搬送、据え付ける時間や、型合わせ、磨…