「CASE」による自動車業界の大変革は金型メーカーに大きな変化を迫ってきた。そして昨年から続くコロナ禍。リモート環境への対応やデジタルツールの活用など、変化せざるを得ない状況はさらに加速している。こうした混迷の時代に合…
石井洋平さん ユーチューブに動画投稿【ひと】

「どうも、石井精工のユーチューブチャンネルです」。2021年から動画投稿サイト「ユーチューブ」に自社の紹介動画や、使用した工具のレビュー動画などを投稿する。約2年で動画本数は100本を超え、登録者数は1000人を突破した。
もともと人材確保を目的とした情報発信に動画を使うことを考えていた。「アプリが充実してきたので、試しに家族動画を作ったところ評判が良く、会社の動画も撮るようになりました」。
当初は再生回数が伸びなかった。転機は工具のレビュー動画。それまで100回程度だった再生回数が1000回を超えるようになった。その実績が評価され、現在は企業と動画制作の年間契約を結んでいる。
10年前にダイカストメーカーから家業のゴム金型メーカーに転職。当時から「どうすればもっと自社を知ってもらえるかを考えていました」。ホームページ作成や、自社製品の企画、SNSなどさまざまな方法で自社の認知度向上に取り組んだ。
動画投稿はその一つ。すでに人材採用などで成果も出ている。中には生産性の向上につながったケースも。「動画のために新しい工具を試していたら、荒取り時間が格段に早くなっていました」。
最近では講演会なども頼まれるようになった。「ものづくりを身近に感じてもらえるようにいろいろな形で情報発信を続けていきたいです」。
金型新聞 2023年4月10日
関連記事
若者の興味を引け 金型はものづくりの喜びがある広く知られる業界へ 若手を育てることは、金型メーカーにとって技術の伝承はもちろん、業界の活性化という点でも大切なことです。量産のものづくりがある限り、マザーツールである金型…
4月に本学にある、地域連携スマート金型技術研究センター内に「次世代3次元積層技術研究会」を立ち上げました。活動は金属3Dに関連した研究会と勉強会ですが、岐阜大が目指すのは金属3D積層技術を生かした金型づくりを社会実装する…
本田技研工業 四輪事業本部ものづくりセンター 完成車開発統括部車両企画管理部 生産製造企画課製造デジタル・グループ エキスパート・エンジニア 田岡 秀樹氏 CASEから「PACE」へ 金型の重要性変わらず …
ラティス構造を採用し、材料費と造形時間を削減 自動車関連を中心に6000品目を超える樹脂成形部品を生産する三光化成。ソディックの金属3Dプリンタ「OPM350L」を活用し、水とエアを冷却媒体として活用する「ハイブリッドコ…
