金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

04

新聞購読のお申込み

KMC 測定表自動作成ソフトを発売

測定管理をデジタル化

KMC(川崎市高津区、044・322・0400)はこのほど、金型や部品などの測定データのデジタル化と自動測定表作成が可能なソフトウエア「測定電子カルテ」を発売した。測定器メーカー問わず対応。月額3万9000円のサブスクリプション(定額制)で提供する。

「測定電子カルテ」は、ノギスやマイクロメータなどのデジタル測定器で測定したデータを無線でPCに転送し、クラウド上のデータベースに自動で入力。外観目視検査などの感性検査の記載や、不良品写真やコメントを添付することもでき、これまで手書きで作成していた検査表をデジタル化できる。

測定器の校正管理機能も搭載。校正データ管理を簡素化できる他、校正漏れを防止することもできる。また、検査成績書も出力可能。その他、CPK(工程能力指数)・X‐Bar/Rチャート、各種品質管理パレート図が標準装備し、統計処理や不良分析を行うことができる。佐藤声喜社長は、「ISO品質管理対応や検査不正の防止にも有効だ」と話す。

同社は中小企業を中心に製造現場のIoT(モノのインターネット)に貢献するソフトウエアの提案を強化している。「測定電子カルテ」の他、QRコードを用いて在庫や所在などの工具情報をクラウド上で一元管理できる「QR工具管理システム」の販売も開始した。同ソフトウエアは工具在庫、工具納入費を半減する効果がある。

デジタル化によって、測定や工具の管理にかかる工数を削減し、深刻化する人手不足に対応する。

金型新聞 2024年1月10日

関連記事

【Breakthrough!】ワイヤ放電加工

ワイヤ放電の進化が止まらない。機構や電源の刷新で、高精度化や効率化は加速。中子抜きや、ワーク搬送、自動結線など自動化のアプリケーションが増加している。最近では、IoT技術を活かした最適な稼働管理などが登場している。さらに…

亜鉛めっきハイテン材と樹脂の型内直接接合【金型テクノラボ】

自動車部品などにおいて、亜鉛めっき高張力鋼板(ハイテン材)と樹脂を直接接合する技術がひとつの大きな課題となっている。本稿では、亜鉛めっきハイテン材を熱水に浸漬するだけで、めっき層表層に微細なナノ構造を創製し、インサート成…

【金型テクノラボ】岡本工作機械製作所 大型プレートの高精度、高効率な平面研削技術

順送プレス金型などの大型プレートは、平面度を維持するために再研削によって何度も繰り返し使用されている。また、焼き入れ処理を行うため、反りが発生し、加工時間の増加や測定方法などが課題となっている。ここでは、このような金型プ…

OKK 立型MC「VMR」をモデルチェンジ

リードタイム短縮・ 操作性や剛性を向上 OKK(兵庫県伊丹市、072-782-5121)は主力の立型マシニングセンタ「VMRシリーズ」をモデルチェンジした。モジュール(機械構成要素)として生産できるように設計レベルから見…

オークマ 5面加工門形MC「MCR−S(Super)」でプレス型の生産を革新

レーザで熱処理や肉盛りも オークマは、高速・高精度・高面品位加工を実現する5面加工門形マシニングセンタ 「MCR‐S(Super)」(写真)を開発し注目を集めている。自動車用プレス金型加工において、高い形状精度と加工面品…

トピックス

関連サイト