金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

12

新聞購読のお申込み

エィテーケィタカシノ エジェクタピン注文システム

ウエブで見積り・発注

プラスチック金型用部品を手掛けるエィテーケィタカシノ(東京都品川区、03・6367・0007)はこのほど、ウエブサイト上で簡単にエジェクタピンの見積もり、発注が可能な注文システムを開発した。今年6月から本格的にサービスを開始。金型メーカーの部品手配にかかる作業を削減する。

新たに開発した注文システム「3D‐EOS(スリーディーオーエス)」は、取り込まれたエジェクタピンの三次元(3D)データを解析し、見積もりを算出。利用者は3Dデータをアップロードすれば、最短数秒で見積回答書を入手でき、そのまま発注することができる。

3Dデータをアップロードすれば見積回答書を入手できる

取り込めるデータはカーネル「パラソリッド」のソリッドデータ。対応製品はストレート、段付き、角など各種エジェクタピンの他、エジェクタスリーブ、センターピンなど。天面加工はφ1・5~12、全長は最大500㎜、天面加工長は10㎜まで対応する。寸法の延長や全長決めのブランクや取り代を追加して注文することもできる。

同システムはクローズドシステム。事前に対応製品や公差などの打ち合わせを行った上で、IDとパスワードが発行され、利用することができる。利用者はあらかじめ発注するエジェクタピンの標準仕様を登録する。

先端加工品

開発期間は約4年。金型設計の3D化によって自動化が進む一方、エジェクタピンを発注するには3Dデータを2次元図面に書き換える必要があるなど、手配に多くの時間がかかり、課題となっていた。「この時間から解放したいと考え、独自の3D形状認識システムを開発した」(阿久井真社長)。形状認識に必要な情報は約1300万レコードに及ぶという。

今後はシステムの安定性や利便性を高め、対応製品の幅を広げていく考え。ユーザー数は200社を目指す。「このシステムによって、無駄な作業を無くし、金型製作の生産性を高め、利益の最大化につなげてもらいたい」(阿久井社長)。

金型新聞 2024年9月10日

関連記事

デジタル技術と金属積層による金型補修【金型テクノラボ】

我々の生活の中で使われるものの多くは金型から成形され、製造されている。多数の製品を成形する金型は摩耗し、損傷するが、その補修に関する工程のほとんどが手作業で行われているのが現状である。ここでは、デジタル技術と金属積層技術…

OKK 立型MC「VMR」をモデルチェンジ

リードタイム短縮・ 操作性や剛性を向上 OKK(兵庫県伊丹市、072-782-5121)は主力の立型マシニングセンタ「VMRシリーズ」をモデルチェンジした。モジュール(機械構成要素)として生産できるように設計レベルから見…

フクハラ オイルミスト除去装置で最高等級の認証取得

フクハラ(横浜市瀬谷区、045-363-7373)はこのほど、圧縮空気用オイルミスト除去装置「オイル・バスター」で、第三者認証機関のテュフラインランドジャパン(同港北区)から最高の清浄等級「ISO8573‐1クラス0」の…

ダイジェット工業 ショルダーエクストリームに小径サイズを追加

ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、高能率・高精度な肩削り加工ができる刃先交換式カッタ「ショルダーエクストリーム」に、インサート形状を小さくし(11形)、多刃設計による高速加工を実現した小径サイ…

亜鉛めっきハイテン材と樹脂の型内直接接合【金型テクノラボ】

自動車部品などにおいて、亜鉛めっき高張力鋼板(ハイテン材)と樹脂を直接接合する技術がひとつの大きな課題となっている。本稿では、亜鉛めっきハイテン材を熱水に浸漬するだけで、めっき層表層に微細なナノ構造を創製し、インサート成…

トピックス

関連サイト