オンデマンド受託製造を手掛けるプロトラブズ(神奈川県座間市、046-203-9100)はこのほど、CNC切削加工サービスで「当日出荷オプション」の提供を開始した。これまで標準3日、最短翌日だった出荷をさらに短縮する。 午…
【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】2.AIの進化
稼働止めない機能や技能支援
人工知能(AI)を活用したさまざまな機能やサービスが登場している。AIの進化に加え、センシング技術の高度化で、従来把握できなかったデータが収集できるようになり、AIに読み込ませるデータ量が増えてきたことも背景にある。活用の広がるAIだが、金型づくりや成形をサポートする機能はいくつかに分類できる。
まずは「機械や成形を止めない」機能。プレス機では荷重などのデータをAIで分析し、金型の寿命を予測する機能が登場。金型の交換時期を明確にすることで、急なトラブルを防止する。射出成形機でもさまざまなデータをAIに読み込ませ、成形不良の検知や予兆保全に活かすサービスが出始めている。


工作機械では、工具負荷をAIで分析し、摩耗状態を把握することで、適切なタイミングで工具交換できるようになる機能もある。機械のトラブル防止だけでなく、加工面品位の向上に役立つ。
属人化しがちだった「技能をサポート」する機能も増加している。電極消耗を考慮し加工条件をAIで最適化する放電加工機や、AIを搭載した研削盤もある。材料などの情報を入力するだけで、最適な研削加工システムを推奨する。他にも切削工具や被削材質などのデータをAIに読み込ませることで、最適な工具選定を支援するツールなどもある。
「作業の効率化」をAIが支援するサービスも登場している。その一つが類似図面の検索。ぼう大な過去の図面データを入力することで、AIによって類似図面を素早く検出。加工の参考にしたり、見積もり精度の向上につなげたりする動きが広がっている。また、簡易なプログラム作成をAIが自動で作成するなど機能を実装したCAMも登場している。
金型新聞 2024年12月10日
関連記事
企業間の情報共有を容易に Dr.型管Cloud シー・アイ・エム総合研究所(東京都目黒区、03-5745-1181)は11月、金型に関する様々な情報をクラウド上で一元管理できる「Dr.型管Cloud」をプレリリースする。…
ダイカスト金型メーカーの日本精機(名古屋市守山区、052・736・0611)とソディックは技術提携し、ダイカスト金型向けの大型金属3Dプリンタを共同で開発する。金型向けの金属3Dプリンタを手掛けるソディックと、プリンタで…
水中に発生させた気泡(キャビテーション)を金属に高速で衝突させるとそれが崩壊するときの衝撃力でピーニング効果が得られる。ウォータージェットピーニングと呼ぶこの技術はこれまで構造物の強度向上などに用いられてきた。しかし金型…
工具摩耗の可視化 CGTech(東京都豊島区、03・5911・4688)はこのほど、NCマシンシミュレーション「べリカット」の新版V9・5をリリースした。ヒートマップ表示による工具摩耗の可視化や、CNCマシン接続のポスト…
