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南武 油圧シリンダの供給強化
インドに新工場、28年の稼働目指す
金型用の中子抜き油圧シリンダを手掛ける南武(横浜市金沢区、045・791・6161)はインドに進出する。昨年11月末にインド北部に工場用地を取得し、2028年の本格稼働を目指し、工場を新設する。ダイカスト部品の需要が拡大するインドでダイカスト金型向けの油圧シリンダを短納期で供給するほか、アフターサービスの強化につなげる。
インド北部のハリヤナ州ジャッジャール市の工業団地に、5490㎡の土地を購入した。土地や建物、設備などを含め、約10億円を投資する。新工場では標準品の中子抜きの油圧シリンダを生産するほか、メンテナンスに対応できる体制を構築する。

南武は02年からインドに油圧シリンダを輸出しており、すでに現地企業を含めて50社超の顧客を持つ。09年からはタイの製造拠点から輸出に切り替えて対応してきた。
近年はスズキが自動車の現地生産を増やしたり、インドの部品メーカーが生産を強化したりするなどダイカスト部品の需要が急拡大している。それを受け、24年にはインド南部のチェンナイ市に在庫販売拠点を設立。昨年末から、タイから売れ筋製品の在庫を輸入し、インド中南部の顧客に供給してきた。「在庫販売だけでは追いつかないくらい需要が大きくなっており、現地生産が必要だと判断した」(野村伯英社長)。
今後について、野村社長は「まずは標準品から生産する。近い将来、特殊仕様の製品やメッキを内製化することで、納期の短縮やサービス向上につなげる。10年後にインドでの売上高を8億円にまで引き上げたい」としている。
金型しんぶん2026年1月10日号
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