金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

02

新聞購読のお申込み

創業70周年を機に 社名をSEAVACに
清水電設工業

 清水電設工業(兵庫県尼崎市、06・6488・1501、清水博之社長)は4月1日、創業70周年を機に社名をSEAVAC(シーバック)に変更した。長年使ってきたブランド名と社名を同じにすることで、ユーザーへの更なるブランド浸透を図る。

 同社は1949年創業。現社長の祖父清水春義氏が兵庫県尼崎市で「清水電設工業所」として創業し、58年に清水電設工業に変更した。創業時は社名通り、電気設備の製造が主体だったが、顧客の1社から「製品の長寿命化を図りたい」という要望に応えるため、60年連続熱処理装置を開発。その後も真空炉、コーティングを導入するなど、表面処理メーカーとして成長を続けてきた。

 SEAVACのブランドは89年にアメリカ進出時に設立した法人名で、「海」のSEAと、真空のVACUUMを組み合わせた造語。響きの良さもあって、北米で浸透してきたことから、30年近く、ブランド名として使ってきた。2月に創業70年を機に、ブランド名と社名を統一した。

 清水社長は「更なるブランド浸透を図るともに、今後も顧客の要求に応える製品開発に注力していきたい」としている。

金型新聞 2019年4月10日

関連記事

三協オイルレス工業 プレス金型用カムユニットを発売

ワークとの干渉回避 三協オイルレス工業(東京都府中市、042-364-1471)はこのほど、既存のカムユニットに比べカムドライバの位置を大幅に下げたロングレックタイプのプレス金型用カムユニット「SACTFR」を発売した。…

センシング機能のダイセットで不良品発生を防ぐ ニチダイ【特集:利益を生むDX】

DXの本質は利益を生み出すことにある。以降では、DXによって「売上げを上げて利益を生み出す」方法と「コストを下げて利益を生み出す」企業のそれぞれの取り組みを取材した。 金型の長寿命化、自動化へ  冷間鍛造金型を手掛けるニ…

高濃度セルロースファイバー
パナソニック

材料と成形方法を確立   パナソニックマニファクチャリングイノベーション本部はセルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む複合技術と、その成形技術を確立した。素材の軽量化やプラスチックの削減、木目調の自然な外…

平和電機 工業用ヒーターの技術集団[金型応援隊]

射出成形機や押出成形機、各種金型に欠かせないもの、それは工業用ヒーターだ。バンドヒーターやマイクロシーズヒーター、カートリッジヒーターなど工業用ヒーターを手掛ける平和電機は長年培ってきたノウハウを活かし、顧客の課題解決に…

関西金型メーカー5社に聞く
インターモールド特別座談会

激化する競争に勝ち残る  2017年がスタートして早や3カ月が過ぎたが、不安定な世界情勢の中で日本の金型メーカーは各社各様の課題に取り組んでいる。インターモールド・金型展の開幕を前に関西の金型メーカー様にお集まり頂き、現…

トピックス

関連サイト