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創業70周年を機に 社名をSEAVACに
清水電設工業

 清水電設工業(兵庫県尼崎市、06・6488・1501、清水博之社長)は4月1日、創業70周年を機に社名をSEAVAC(シーバック)に変更した。長年使ってきたブランド名と社名を同じにすることで、ユーザーへの更なるブランド浸透を図る。

 同社は1949年創業。現社長の祖父清水春義氏が兵庫県尼崎市で「清水電設工業所」として創業し、58年に清水電設工業に変更した。創業時は社名通り、電気設備の製造が主体だったが、顧客の1社から「製品の長寿命化を図りたい」という要望に応えるため、60年連続熱処理装置を開発。その後も真空炉、コーティングを導入するなど、表面処理メーカーとして成長を続けてきた。

 SEAVACのブランドは89年にアメリカ進出時に設立した法人名で、「海」のSEAと、真空のVACUUMを組み合わせた造語。響きの良さもあって、北米で浸透してきたことから、30年近く、ブランド名として使ってきた。2月に創業70年を機に、ブランド名と社名を統一した。

 清水社長は「更なるブランド浸透を図るともに、今後も顧客の要求に応える製品開発に注力していきたい」としている。

金型新聞 2019年4月10日

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