AM専門複合イベント 3Dプリンティングなど最新のアディティブ・マニュファクチャリング(AM)技術を中心とした複合イベント「フォームネクストフォーラム東京2024」(主催:メッセフランクフルトジャパン)が9月26~27日…
インターモールド2024総集編 -金属加工プレス技術展-
高度なプレス加工技術を披露する金属プレス加工技術展。有力プレス加工メーカー45社が出展し、「微細・精密」や「複雑形状」、「効率化」など独自技術を披露した。
独自の微細技術で差別化
微細で小さなプレス部品を得意とするキョーワハーツは、厚さ0.5㎜の金属を30工程で曲げて仕上げた部品を展示した。タチバナ精機は0.03㎜のカメラのワッシャーなど高精度が求められるカメラ部品を紹介。絞り加工で作る「三脚ネジ」は国内で高いシェアを誇る。プロキオンは寸法公差数µメートルの超微細プレス部品の試作品を展示。1~2週間の納期、かつ低コストで提供するという。日建ラス工業が出展したのは金属の薄板に細かなスリットを入れて引き延ばした「マイクロメッシュ」。メッシュは長辺0.5㎜、短辺0.25㎜で、独自の微細技術で作り上げた。




複雑形状に取り組む企業も
ダイワ精密プレスは大仏絞りで作った複雑形状の製品を披露。3D形状の絞り加工で実現した。同時に、切る・抜く・打つといったプレス加工もできる。青戸金属が出品したのは照明のシェード。1枚の金属板をへら絞りで形状加工し、3次元レーザーで穴をあけて作成した。


効率化を訴求する企業も目立つ
効率化を訴求する企業も目立った。昭芝製作所は金型の保管場所を把握できるシステムを紹介。金型にバーコードを貼ってリーダーで読み取り、金型の所在を管理する仕組み。リーダーを使って金型を探すことも可能。プレス技術研究所はプレス用の金型を素早く交換できる「QDC(クイックダイチェンジ)」を展示。プレス機に取り付けて使用することで、金型交換の時間を6分短縮する。誰がやっても簡単に交換できる。タイメックがアピールしていたのは、試作品を作るスピード。曲げや穴のあるプレス試作部品を1.5~2週間で手掛ける。金型も1~2日ほどで作る。そのスピード感が実現できるのは、常に作業改善をして効率良い方法を追求しているからだという。



オーダーメイドのプレス機も注目を集める
プレス機を出展していたのは、タイヨーアクリス。ユーザーのニーズに合わせてオーダーメイドで作る。加圧力10トンなど小型機で駆動装置を下部にし、油を落ちにくくするなどの工夫もしている。

5つの自社技術を組み合わせて多角化
豊島製作所は「歯型成形」、「板鍛造」、「超精密打ち抜き」、「メタルフロー制御」、「冷間鍛造トランスファー」の5つの技術を組み合わせて車のエンジン部品などを作る。例えば、板金プレスと鍛造を掛け合わせて部品を軽量化できる。独自技術を生かし、インコネルといったドローンの材料など自動車以外の分野にも参入している。

金型新聞WEB限定
関連記事
三菱重工工作機械は、小型から大型まで様々な金型加工をサポートする同社の加工機や技術をオンラインで提案する「INTERMOLD2020 ONLINE」サイト(クリックで移動)を7月1日から同社ホームページ上に開設した。 …
ロボや自動化、AI技術 ユアサ商事が企画・支援する「つなぐグランドフェア2021」が11月5、6日の2日間、千葉市美浜区の幕張メッセ1〜3ホールで開かれる。徹底したコロナ感染対策の中、人手不足などの製造業における様々な課…
儲かる金型の作り方 トクピ製作所(大阪府八尾市、072-941-2288)は9月14日、「世界革新の切削技術と生産財業界の営業必須スキル」についてのセミナーを本社とオンライン上で同時に開き、本社で12人、オンライン上で2…
管理のデジタル技術やオフィス環境を学ぶ 「女性もいきいきと活躍する金型業界」をテーマに発足した日本金型工業会・分科会の『かながた小町』はオーエスジーのNEO新城工場で工場見学会を行い、分科会メンバーや工業会会員・非会員な…


