金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

SEPTEMBER

11

新聞購読のお申込み

耐久ショット、百万超に<日本エリコンバルザースが窒化処理の受託>

再めっき不要で長寿命

日本エリコンバルザース(神奈川県平塚市、0463・54・2136)は、再めっきをしなくても長寿命なプレスができる新たな表面窒化処理技術「PPD」の受託加工を開始した。大型の自動車用プレス金型に対応するため、静岡工場に大型炉も導入した。

 
様々な素材の鋳物に適応

 自動車のプレス金型の表面処理は硬質クロムめっきが一般的。しかし寿命には限度があり、10万~20万ショットで再めっきが必要だった。
「PPD」は一回の処理で数百万ショットまでの耐久性が得られ、再めっきの必要がなく、コストダウンにもつながる。「5年間で75万ショットをプレスする金型で、10万ショットごとに再めっきする場合に比べ、6割以上のコスト削減ができる」(福井茂雄セールスディレクター)という。
 球状黒鉛鋳鉄、ねずみ鋳鉄、工具鋼など様々な鋳物に適用可能で、砥石での再作業などもでき、メンテナンス性も高い。
 環境性能でも優位性を持つ。欧州ではリーチ規制(環境規制)で2017年以降、金型の再めっきができなくなるという。「既に欧州では代替えとしても広がっており、日本でも浸透させていきたい」(福井氏)としている。

金型新聞 平成26年(2014年)4月16日号

関連記事

生産資産の金型管理こそDX ITOFROM 李 東烈社長【この人に聞く】

ショット数、温度、位置情報を把握 金型の保管問題が注目を集める中、金型の管理で頭を悩ます企業は多い。韓国のITOFROM社(アイトゥーフロム)の金型のデータ管理ソリューション「Shotline(ショットライン)」は金型に…

高濃度セルロースファイバー
パナソニック

材料と成形方法を確立   パナソニックマニファクチャリングイノベーション本部はセルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む複合技術と、その成形技術を確立した。素材の軽量化やプラスチックの削減、木目調の自然な外…

天青会 設立50周年の節目祝う

会員など約130人参加 日本金型工業会東部支部天青会(家田護会長、日本彫刻工業社長)は9月12日、コットンクラブ(東京都千代田区)で設立50周年記念式典を開催した。会員など約130人が参加し、節目を祝った。 天青会は19…

極東技研工業 クイックリフトリング

ワンタッチで着脱 フランス製回転型アイボルトのコディプロ社を取り扱う極東技研工業(大阪府岸和田市、072-427-2190)は新たにコディプロ社製の「クイックリフトダブルスイベルリング」を発売した。ワンタッチでワークへの…

日本鋳造協会 創立20周年記念式典を開催 約500人が参加

日本鋳造協会(藤原愼二会長、アサゴエ工業会長)は1月29日、東京プリンスホテル(東京都港区)で創立20周年記念式典を開催。正会員や賛助会員、来賓などの約500人が出席し、節目を祝った。 藤原会長は官界や学会、会員などにこ…

トピックス

AD

「安かろう悪かろう」を覆す「Autodesk® Fusion®」の実力 応用技術(株)がウ...

応用技術株式会社(大阪市北区、06・6373・0440)は7月8日、ウェビナーイベント「Fusion DAY」を開催した。 応用技術はオートデスク代理店の最上位資格である「... 続きを読む

関連サイト