金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

17

新聞購読のお申込み

耐久ショット、百万超に<日本エリコンバルザースが窒化処理の受託>

再めっき不要で長寿命

日本エリコンバルザース(神奈川県平塚市、0463・54・2136)は、再めっきをしなくても長寿命なプレスができる新たな表面窒化処理技術「PPD」の受託加工を開始した。大型の自動車用プレス金型に対応するため、静岡工場に大型炉も導入した。

 
様々な素材の鋳物に適応

 自動車のプレス金型の表面処理は硬質クロムめっきが一般的。しかし寿命には限度があり、10万~20万ショットで再めっきが必要だった。
「PPD」は一回の処理で数百万ショットまでの耐久性が得られ、再めっきの必要がなく、コストダウンにもつながる。「5年間で75万ショットをプレスする金型で、10万ショットごとに再めっきする場合に比べ、6割以上のコスト削減ができる」(福井茂雄セールスディレクター)という。
 球状黒鉛鋳鉄、ねずみ鋳鉄、工具鋼など様々な鋳物に適用可能で、砥石での再作業などもでき、メンテナンス性も高い。
 環境性能でも優位性を持つ。欧州ではリーチ規制(環境規制)で2017年以降、金型の再めっきができなくなるという。「既に欧州では代替えとしても広がっており、日本でも浸透させていきたい」(福井氏)としている。

金型新聞 平成26年(2014年)4月16日号

関連記事

金型工業会 「金型の日」式典を開催

永年勤続優良従業員を表彰 旭日単光章受章したマルスン・鈴木会長に記念品 日本金型工業会(小出悟会長)は第48回「金型の日」の式典をメルパルク名古屋で開き、永年勤続優良表彰で36社・145人が表彰されたほか、春の叙勲で旭日…

重要度増す測定機器

重要度増す測定機器

職人技から計測へ 金型メーカーが測定機器の設備を充実させている。製品形状の高度化が一段と高まり、複雑・多様・緻密化され、加えて新商品導入の短縮と海外生産の比重が高くなるユーザーニーズに応えることが発端になっている。リーマ…

日本金型工業会が金型マスター認定制度

日本金型工業会が金型マスター認定制度

次世代リーダー育成へ  日本金型工業会(牧野俊清会長)は6月3日、ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(東京都港区)で第4回通常総会を開いた。  任期満了に伴う役員改選で、牧野俊清会長を再任したほか、副会長に鈴木教義氏(…

ミスミ 金型用冷却継手に10個入りパックを発売

ミスミグループ本社(東京都文京区、03-5805-7050)はこのほど、金型冷却用継手の10個入りパックを発売した。通常標準単価に比べ、1本当たり最大25~30%のコストダウンが可能。1本当たりの単価は120円(税別)か…

メキシコ視察ツアー<br>日通旅行

メキシコ視察ツアー
日通旅行

金型や自動車メーカーなど集積工場見学や駐在員との親睦会も  日通旅行(神戸市中央区)は2020年2月11日~15日の5日間、メキシコの金型や自動車・部品メーカーなどを視察するメキシコ視察旅行を企画した。メキシコは日本や米…

関連サイト