金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

23

新聞購読のお申込み

JIMTOF2016
ものづくりの新潮流

IoT、自動化など続々

 日本最大の工作機械見本市「JIMTOF2016」が11月17日から22日の6日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。今回は過去最多の969社が世界中から集まり、最新の機械や機器、工具などを披露する。講演会やセミナーなど併催企画も充実しており、先端技術の最新情報を集める絶好の場となりそうだ。

  11月17日〜22日 東京ビッグサイト  

JIMTOF

 今年で28回目を迎える「JIMTOF(日本国際工作機械見本市)」は2年に一度、工作機械を始め、ツーリングや治具などの工作機器、切削工具、砥石、測定機器、ソフトウェアなど、最新の製品や技術が世界各国から日本に集結する展示会。今回は世界21か国・地域から過去最多の969社が出展する。また、今年、東京ビッグサイトが新たに東7・8ホールを増設したことで、出展規模も5518小間と史上最大規模での開催となる。

過去最多969社が出展

 今回の注目は、「IoT(モノのインターネット)」や「インダストリー4.0」などITを活用した新技術だ。機械メーカーを中心とした出展各社の展示によって、ものづくりの新しい方向性が見られそうだ。日本工作機械工業会の石丸雍二専務理事は「新しい潮流を感じ、これからの新技術を探る機会になるはず」としている。また、ロボットを組み合わせた自動化技術や、3Dプリンタなどの「アディティブ・マニファクチャリング(付加加工)技術」、金型加工でも活用の幅が広がっている「5軸マシニングセンタ」の進化なども見どころだ。そのほか、金型メーカーで関心度の高い、高硬度材、超微細、鏡面加工など高付加価値の金型加工を支える機械や切削工具、機器、ソフトウェアの新製品も数多く出展される。

 こうした出展製品や技術に加え、多彩な併催企画も見どころの一つ。「人口知能(AI)」や「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)」、「製造業が今後とるべき企業戦略」などをテーマとした講演会のほか、先端研究の成果を発表する国際工作機械技術者会議、出展社によるテクニカルセミナー、へら絞りが体験できる企画展示なども開かれる。

 入場するには入場登録が必要。公式ウェブサイト(www.jimtof.org)から事前登録を行い、入場証を自身でプリントアウトして持参することで、スムーズに入場できる。入場料は事前登録で1000円、当日は3000円、学生は無料。

 お問合せ窓口は、東京ビッグサイトJIMTOF事務局(03・5777・8600)。

金型新聞 平成28年(2016年)10月10日号

関連記事

高濃度セルロースファイバー
パナソニック

材料と成形方法を確立   パナソニックマニファクチャリングイノベーション本部はセルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む複合技術と、その成形技術を確立した。素材の軽量化やプラスチックの削減、木目調の自然な外…

がんばれ!日本の金型産業特集<br>櫻井鉄工所 櫻井 健一郎 社長

がんばれ!日本の金型産業特集
櫻井鉄工所 櫻井 健一郎 社長

顧客に合わせて工夫百様 要望や設備に応じて冷却、ガス抜き ブロー成形金型を手掛ける櫻井鉄工所は、成形メーカーの業績に最も貢献する金型造りにこだわる。取引先の得意な技術や設備を考慮して、ガス抜きや冷却を工夫し、生産性が上が…

日本レーザーウェルディング 大型金型の補修に力

日本レーザーウェルディング 大型金型の補修に力

埼玉に工場 大型の溶接機も導入予定  YAGレーザーで金型の補修を手掛ける日本レーザーウェルディング工業(埼玉県川口市、048・430・7492、小堀泰一郎社長)はこのほど、都内にあった工場を埼玉県川口市に移転した。北関…

オープン・マインド・テクノロジーズ・ジャパン 切削パスを積層用に自動変換【特集:金型づくりのAM活用最前線】

hyperMILL AM 金型の肉盛溶接や異種材料の結合(バイメタル)などで活用され始めているDED(ダイレクト・エナジー・でポジション)方式のAM装置。同方式で課題の一つとなるのが積層用のパスの作成。切削とは異なる動き…

【この人に聞く】テクノア社長・山﨑耕治氏「システムにおける中小企業の専門医として導入検討時の不安を取り除く」

 一品一様の世界である金型産業は生産や技術面で人に頼ることが多く、デジタル化が喫緊の課題。そこで生産管理システムで生産性向上や経営のサポートに取り組んでいるのがテクノア(岐阜県岐阜市)だ。金型など中小企業向けで多品種少量…

トピックス

関連サイト