金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

18

新聞購読のお申込み

【ウェブ限定】大型ワイヤ放電加工機―ソディック

高速、高精度な機能充実

SodickIoTも標準対応に

 ソディックソディックは大型金型向けのワイヤ放電加工機「AL800G」を発売し好評を得ている。スマートフォンなど精密金型で好評を得ている高速・高精度な「ALシリーズ」を大型の領域まで広げた。
 
 ALシリーズの最新機能を盛り込むとともに、大型加工用の新設計を盛り込んだ。従来のALシリーズに採用されている「SPW電源」、高速高品位を可能にする「DigitalPIKA回路」など様々な最新機能を標準搭載した。
 
 一方、従来のALシリーズに採用した高速自動ワイヤ「FJ-AWT」装置などは大型機用に最適化。機械構造も大型ワークの搭載や環境変化を考慮した設計手法を採用するなど、長時間の高精度で安定した加工を可能にした。
 
 最大加工寸法は1250×1020×500㎜。ワーク板厚500㎜の浸漬加工を可能にする三面上下式タンク、ロの字形のワークスタンド形状、20kg臓式のワイヤフィーダーなども採用したほか、インターネットを活用できるように「SodickIoT」も標準対応にした。シリーズは、フルカバータイプの「AL800G」と、カバーなしの「ALN800G」をラインアップした。

関連記事

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン 臭気少ない放電加工油発売

荒加工~仕上げまで対応 ブラザー・スイスルーブ・ジャパン(名古屋市中区、052-750-7560)はこのほど、金型の放電加工に最適な放電加工油「ブラソスパークGT250」を発売。無色透明で臭気が少なく、快適な加工環境の実…

多彩な工具を使いこなす
三菱重工工作機械

精密加工機「μV5」 三菱重工工作機械の公式製品紹介は、こちらから 現場の課題  自動車部品で、小径工具の加工が必要な金型が大型化。幅広いサイズの工具やワークに対応できる高精度なマシニングセンタが求められている。 提案・…

【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】4.AM

造形ワークの大型化 近年盛り上がりを見せるAM(アディティブマニュファクチュアリング)。ここ数年のJIMTOFやインターモールドでもAMに特化した特設展が併催されるなど、国内外での注目度が高まっており、高精度な積層造形を…

NKワークス 内視鏡向け小径プローブ

検査画像品質が向上 NKワークス(東京都千代田区、03-3864-5411)はこのほど、ベーカー・ヒューズ社(旧GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ社、米)の工業用内視鏡「Mentor Visual …

イイダモールド 樹脂製梱包装置を開発

輸送コストを大幅削減  樹脂射出成形用金型などを手掛けるイイダモールド(茨城県筑西市、0296-22-7256)はこのほど、金型などの重量物を輸送する新しい梱包装置「ファストキャリー」を自社で開発し、発売した。木枠が不要…

トピックス

関連サイト