金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

19

新聞購読のお申込み

大運、大連から高速混載サービス
輸送リードタイム削減

大運

 総合物流の大運(大阪市中央区、06・6120・2027)はこのほど、中国・大連を拠点とする物流企業の大連ブライト国際物流と提携し、大連から日本向け(韓国経由)の高速輸入混載サービスを始めた。フェリー輸送を活用し、リードタイム短縮を図る。

 同サービスは大連~仁川間でフェリー輸送(Dain Ferry)を、仁川~釜山間を陸送、釜山~大阪・東京間でフェリー輸送(Panstar Ferry)を、釜山~下関間でフェリー輸送(関釜フェリー)を起用する。大連ブライト国際物流はDain Ferryの貨物スペースの90%と全ての40フィートハイキューブ・コンテナの使用権を持っており、大運が同サービスの日本総代理店として大連~東京・大阪・下関のHDS(ホットデリバリー・サービス)を請け負う。スケジュールは①大連を金曜に出発、釜山に土曜、大阪/東京は月曜に到着。②大連を月・水・金曜に出発し、釜山に火・木・土曜、下関に金・土・日曜に着く。

 大運はNVOCCとして中国~日本間では20年の実績を持ち、上海~大阪・神戸の輸出混載サービスをはじめ、現在は広州から日本フェリーのほか、石島~大阪間、石島~名古屋間などフェリーを利用した混載サービスを提供している。

金型新聞 平成30年(2018年)1月10日号

関連記事

プレス技術研究所 プレスの稼働率高めて生産性を向上【金型応援隊】

プレス技術研究所の精密レベラー「FL‐2150」は、精密金型のプレス加工の精度を安定させ、歩留まりを良くする。金型のアシスト役としてプレス加工の生産性向上に貢献する。 同製品はロールの径を出口側に近いほど太くしてレベリン…

シンコー精機 金型の直彫り化を推進、面品位高め、金型寿命向上【Innovation〜革新に挑む〜vol.10】

シンコー精機はアイシングループのアルミダイカスト金型メーカー。型締め力500~800tの金型を得意とし、エンジン部品関連のほか、近年は電動化部品関連の金型などを手掛ける。加工現場ではこれまでの放電加工を中心とした金型づく…

がんばれ!日本の金型産業特集<br>浅井金型 浅井 理男 社長

がんばれ!日本の金型産業特集
浅井金型 浅井 理男 社長

金型を軸にものづくりプロデュース デザインから成形まで一貫サポート  プラスチック金型の製造及び成形(360tまで)行う同社が力を入れているのは『製品デザイン』から手掛け、金型及び成形(1000個から)まで一貫生産でサポ…

12月の金型生産実績

12月の金型生産実績

前年同月比 4.2%増の326億5,700万円 プレス型は13.6%増、プラ型は3.0%減 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2015年12月の金型生産実績をまとめた。それに…

ヤマハ発動機 安価で実用的な機上計測システムの構築【金型テクノラボ】

加工を行った工作機械上で製品の測定を行うことを「機上計測」と言う。タッチプローブとCAMの計測オプションを活用することで工作機械を三次元測定機のように使用することが可能となる。本稿では、仕組みの全体像と導入のために必要な…

トピックス

関連サイト