金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

25

新聞購読のお申込み

日本金型工業会 事務局長 川田 明美さん(58)
〜ひと〜

会員の声をカタチにしたい

 昨年、金型メーカーで働く女性が現場の課題などを話し合った「かながた小町」を企画した。金型メーカー約420社が参加する日本金型工業会の行事の多くは経営者やマネジメント層が対象。「金型メーカーで働く人のイベントがもっとあっていいと思ったんです」。

 そう感じたのは、優れた金型技能者を認定する「金型マスター認定制度」の創設に携わった時。採用や育成に悩む経営者があまりに多く、その解決策の一つが長く働ける会社を作ることだと感じた。

 「だったら現場の方々が話し合える場があっていい」。女性が少ない業界で人集めに苦労したが、会場のインターモールドでは大盛況だった。

 「新しいことをするのが好き」で、これまで多数のイベントを運営してきた。そのアイデアの源は会員の「声」だ。「私たちの仕事は皆さんが望むことをカタチにしていくこと。だからもっと会員さんの声を聞きたい」。

 今年取り組むのは「金型学校(仮称)」だ。工業会や大学などが行う金型の教育事業を集約する。「金型教育のことなら、ここに聞けばいいというふうにしたい」。

 昨秋、6年ぶりに空席だった事務局長に就任した。したいことを聞くと「工場見学をしたい小学校や、第二新卒者と金型メーカーのマッチング」と即答。会員の声をカタチにするためのアイデアは尽きない。

金型新聞 2020年5月14日

関連記事

【新春特別インタビュー②】大垣精工会長・上田 勝弘氏「他社よりも一歩先へ、好循環生まれる体制を」

勝負は中身だ 他社よりも一歩先へ 好循環生まれる体制を 〜技術開発の必要性〜  1939年生まれ、滋賀県出身。立命館大学法学部卒、61年に大垣市内にある会社に就職したのち、68年に同社(大垣精工)を創業。超精密プレス金型…

久野金属工業 取締役副社長 久野 功雄氏 〜鳥瞰蟻瞰〜

我が社しか実現できないモノを 少し高くても選んで頂けるそれがブランド力         従来のお客様と金型メーカーには阿吽の呼吸のようにお互いを必要とする関係があり、スムーズに仕事を進める上で大切です。ですが、…

トップインタビュー 立松モールド工業 立松  宏樹社長<br>全ては人材育成のため

トップインタビュー 立松モールド工業 立松 宏樹社長
全ては人材育成のため

冶具、成形、部品… ポートフォリオ構築  今年6月に創業60周年を迎えた大型プラスチック金型を手掛ける立松モールド工業。60年を機に、事業部制を採用し、成形の強化、冶具や部品の販売など金型をコアに事業ポートフォリオを構築…

KMC 社長 佐藤 声喜氏
〜鳥瞰蟻瞰〜

IOTの狙いはスピード 現場の正しい情報捉え、瞬時に改善することが重要  金型メーカーが今より儲けるためには、受注を増やすか、製造原価を下げるかの2つ。では、どうやってそれを実現するか。私は「スピード」だと考えています。…

【この人に聞く】ニチダイ・伊藤直紀社長「技術営業の強化に力 」

今年4月、冷間鍛造金型メーカーのニチダイは伊藤直紀氏が新社長に就任し、新たな体制で臨む。昨年、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの影響で金型受注が低迷したが、足元の景気は回復傾向にあり、事業の成長に向けて動き始めた。そこで…

トピックス

関連サイト