金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

21

新聞購読のお申込み

日本金型工業会 事務局長 川田 明美さん(58)
〜ひと〜

会員の声をカタチにしたい

 昨年、金型メーカーで働く女性が現場の課題などを話し合った「かながた小町」を企画した。金型メーカー約420社が参加する日本金型工業会の行事の多くは経営者やマネジメント層が対象。「金型メーカーで働く人のイベントがもっとあっていいと思ったんです」。

 そう感じたのは、優れた金型技能者を認定する「金型マスター認定制度」の創設に携わった時。採用や育成に悩む経営者があまりに多く、その解決策の一つが長く働ける会社を作ることだと感じた。

 「だったら現場の方々が話し合える場があっていい」。女性が少ない業界で人集めに苦労したが、会場のインターモールドでは大盛況だった。

 「新しいことをするのが好き」で、これまで多数のイベントを運営してきた。そのアイデアの源は会員の「声」だ。「私たちの仕事は皆さんが望むことをカタチにしていくこと。だからもっと会員さんの声を聞きたい」。

 今年取り組むのは「金型学校(仮称)」だ。工業会や大学などが行う金型の教育事業を集約する。「金型教育のことなら、ここに聞けばいいというふうにしたい」。

 昨秋、6年ぶりに空席だった事務局長に就任した。したいことを聞くと「工場見学をしたい小学校や、第二新卒者と金型メーカーのマッチング」と即答。会員の声をカタチにするためのアイデアは尽きない。

金型新聞 2020年5月14日

関連記事

久野金属工業 取締役副社長 久野 功雄氏 〜鳥瞰蟻瞰〜

我が社しか実現できないモノを 少し高くても選んで頂けるそれがブランド力         従来のお客様と金型メーカーには阿吽の呼吸のようにお互いを必要とする関係があり、スムーズに仕事を進める上で大切です。ですが、…

日本金型工業会 学術顧問
横田 悦二郎 氏(日本工業大学客員教授)
〜鳥瞰蟻瞰〜

コロナを好機にするには 営業など中間層の変革をICTの活用が絶対条件  コロナで金型業界は難しい状況にありますが、大変だと騒いだり、パラダイムシフトを心配したりしても何も生まれません。むしろ、やり方次第では、ピンチをチャ…

―スペシャリスト―ミルテック<br>精密加工の何でも屋

―スペシャリスト―ミルテック
精密加工の何でも屋

五感使うものづくり 精密打抜き用プレス金型、非球面レンズ金型、二次電池用金型及び部品、三次元形状部品、精密治具―。超精密金型や部品加工のミルテックがこれまで手掛けてきた品目の一部だ。『金と銀以外何でも加工する』と話す渡邉…

AMや真空炉など積極投資 北田博治氏(アッサブジャパン社長)【この人に聞く】

ウッデホルムやボーラーブランドで知られる特殊鋼メーカーのアッサブジャパン。昨年には、日本進出70周年を迎え、金属3Dプリンタ(AM)事業の強化や、真空炉を設備投資するなど積極的に事業展開を進めている。世界中で販売するグロ…

トヨタ自動車 モノづくりエンジニアリング部
鈴木 健文 部長に聞く

コロナショックを機に、金型に求められること  5月12日、コロナウイルス拡大の影響が読めない中で、トヨタ自動車の豊田章男社長は「頼りにされ、必要とされる会社を目指し、世界中の仲間とともに強くなる」とのコメントを発表した。…

トピックス

関連サイト