金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

28

新聞購読のお申込み

日本金型工業会 事務局長 川田 明美さん(58)
〜ひと〜

会員の声をカタチにしたい

 昨年、金型メーカーで働く女性が現場の課題などを話し合った「かながた小町」を企画した。金型メーカー約420社が参加する日本金型工業会の行事の多くは経営者やマネジメント層が対象。「金型メーカーで働く人のイベントがもっとあっていいと思ったんです」。

 そう感じたのは、優れた金型技能者を認定する「金型マスター認定制度」の創設に携わった時。採用や育成に悩む経営者があまりに多く、その解決策の一つが長く働ける会社を作ることだと感じた。

 「だったら現場の方々が話し合える場があっていい」。女性が少ない業界で人集めに苦労したが、会場のインターモールドでは大盛況だった。

 「新しいことをするのが好き」で、これまで多数のイベントを運営してきた。そのアイデアの源は会員の「声」だ。「私たちの仕事は皆さんが望むことをカタチにしていくこと。だからもっと会員さんの声を聞きたい」。

 今年取り組むのは「金型学校(仮称)」だ。工業会や大学などが行う金型の教育事業を集約する。「金型教育のことなら、ここに聞けばいいというふうにしたい」。

 昨秋、6年ぶりに空席だった事務局長に就任した。したいことを聞くと「工場見学をしたい小学校や、第二新卒者と金型メーカーのマッチング」と即答。会員の声をカタチにするためのアイデアは尽きない。

金型新聞 2020年5月14日

関連記事

【ひと】ケーワールドism社長・澤井健司さん(55) 金型技術生かし自社商品をヒットさせた

金型技術活かし自社商品をヒットさせた  『日本一の金型職人になりたい』と、金型製作に没頭した若き日の澤井健司社長。町工場が集積する大阪・八尾で金型作りに励む日々だったが、ひょんなことから独立し、ケーワールドismを設立。…

大垣精工 代表取締役専務 松尾  幸雄氏「新しいことに挑戦することが技術の向上につながる」

経験による予測が不可欠若い人は好奇心旺盛であれ新しいことに挑戦して 日本の金型はますます難易度が高くなる一方、若手が基礎を学び、簡単なことから経験し、成長していく土壌が失われつつあります。だからこそ、過去の経験や技術を伝…

米谷製作所 メガキャスト向け超大物金型に挑む【特集:自動車金型の未来】

企業連携で金型技術確立へ EVシフトによって、需要減少が見込まれる内燃機関(ICE)部品の金型。シリンダヘッドやシリンダブロックなどのダイカスト金型を手掛ける米谷製作所はその影響を受ける1社だ。米谷強社長は「今後、内燃機…

「魅力ある組織に人は集まる 楽しく役立つ活動増やす」 東北金型工業会会長(プラモール精工社長)・脇田高志氏【鳥瞰蟻瞰】

魅力ある組織でなければ人は集まってきません。東北金型工業会をより魅力ある団体にするために、会長就任後すぐに、3つの分科会を作りました。若手が中心となって積極的に参加してもらい、勉強会などを通じ、メリットや魅力を感じてもら…

田岡秀樹氏

【プレス型特集】
本田技研工業 田岡 秀樹氏に聞く
プレス型メーカーの目指すべき方向性

自分の強み生かす道を 本田技研工業 完成車新機種推進部 主任技師 田岡 秀樹氏に聞く 高級車か、低価格車か、2極化も 金型なくして新車開発ならず 自動運転、ライドシェア、電気自動車(EV)の進化―。自動車業界では急激な変…

トピックス

関連サイト