今年4月、冷間鍛造金型メーカーのニチダイは伊藤直紀氏が新社長に就任し、新たな体制で臨む。昨年、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの影響で金型受注が低迷したが、足元の景気は回復傾向にあり、事業の成長に向けて動き始めた。そこで…
石井洋平さん ユーチューブに動画投稿【ひと】

「どうも、石井精工のユーチューブチャンネルです」。2021年から動画投稿サイト「ユーチューブ」に自社の紹介動画や、使用した工具のレビュー動画などを投稿する。約2年で動画本数は100本を超え、登録者数は1000人を突破した。
もともと人材確保を目的とした情報発信に動画を使うことを考えていた。「アプリが充実してきたので、試しに家族動画を作ったところ評判が良く、会社の動画も撮るようになりました」。
当初は再生回数が伸びなかった。転機は工具のレビュー動画。それまで100回程度だった再生回数が1000回を超えるようになった。その実績が評価され、現在は企業と動画制作の年間契約を結んでいる。
10年前にダイカストメーカーから家業のゴム金型メーカーに転職。当時から「どうすればもっと自社を知ってもらえるかを考えていました」。ホームページ作成や、自社製品の企画、SNSなどさまざまな方法で自社の認知度向上に取り組んだ。
動画投稿はその一つ。すでに人材採用などで成果も出ている。中には生産性の向上につながったケースも。「動画のために新しい工具を試していたら、荒取り時間が格段に早くなっていました」。
最近では講演会なども頼まれるようになった。「ものづくりを身近に感じてもらえるようにいろいろな形で情報発信を続けていきたいです」。
金型新聞 2023年4月10日
関連記事
一品一様の世界である金型産業は生産や技術面で人に頼ることが多く、デジタル化が喫緊の課題。そこで生産管理システムで生産性向上や経営のサポートに取り組んでいるのがテクノア(岐阜県岐阜市)だ。金型など中小企業向けで多品種少量…
「お客様が求める油を作りたい」と語るのは、サンコーオイルの菅大祐専務。同社ではユーザーが求める価格帯や性能、さらには環境への影響まで考慮し、オーダーメイドで切削油の製造を行い、好評を得ている。 切削油のオーダーメイド…
限界を作りたくない生産工程を見える化 「様々な顧客ニーズに応えられる会社にしたい」と話すのは、山善金型の山下和也社長。同社は精密なプラスチック金型を武器に、日用品から自動車部品、医療機器など幅広い顧客を獲得。モットーは『…
微細加工の大型化に対応 工作機械の「マザーマシン」として世界で高い評価を得ている安田工業。近年、金型業界でもニーズが高まる微細加工向けとしてJIMTOF2016で「YMC650」を発表し微細加工分野の開拓に努めている。…


