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日本金型工業会 市場拡大WGリーダー 大場総一郎氏に聞く【特集:日本金型工業会第14回定時総会】
営業力強化し、海外市場開拓
日本国内の市場が縮小傾向にあり、受注を待っているだけでは、金型メーカーは厳しい状況が続きます。現状を打破するためには、金型メーカーが自立して仕事を受注し、市場拡大を自ら成し遂げるのが理想です。特に海外市場の開拓が必要と考えます。そのための地力をつけることがワーキンググループ(WG)の目的です。
具体的には3つの柱を中心に据え、活動を進めます。1つ目は「海外市場を知る」ことです。海外の製造業者の方に、日本の金型メーカーをどのように見ているか、何を求めているかなどを教えてもらいます。顧客からのニーズを知ることが最初のステップと考えます。

2つ目は「営業の基礎能力強化」。これが一番注力したいことです。値段を下げて仕事を取るだけでは、持続可能な強い営業基盤は身につきません。顧客課題を的確に設定し、その解決となる提案を出し、仕事を取る力を身に着けることが営業力の強化であると考えます。意外と盲点になっていますが、顧客はただ金型が欲しいだけではなく、課題解決の手段を金型メーカーに求めています。このような視点から着実に営業する基礎能力を身に着けるため、営業コンサルタントの講師から学ぶ機会を作ります。
3つ目は「海外向けの営業力強化」です。海外は物理的な距離や人材などの制約があり、難しい側面はありますが、そこを克服できればチャンスが広がります。まず、海外市場では、何ができる企業なのかを分かりやすくPRすることが重要です。自社であれば、「狭山金型製作所=マイクロモールディング」と発信し、徐々に認知度が高まり、受注にもつながっています。今後、海外マーケットに関わる営業専門家から市場開拓で必要なことを学ぶ予定です。
「海外市場を知り」、「営業の基礎を学び」、「海外営業を強化」することで、海外市場の仕事を受注できる企業を増やすのが目標です。将来的には、海外展示会に金型工業会で出展したいと思ってます。
金型しんぶん2026年5月10日号
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