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藤本敏樹氏著「金型産業連関表作成の試み」

金型の現状、データで俯瞰

日本の金型の動きを統計データに基づいて分析した論述は少なくない。そのデータベースとしてたびたび使われるのは政府が日本の金型生産をまとめた機械統計(従業員30人以上を対象に調査)や工業統計(同4人以上)だ。

産業連関表をもとに現状を俯瞰し分析する—。そんな新たな角度から日本の金型の現状を考察するのが、経済統計研究第49巻Ⅰ号(6月発行・経済産業統計協会)に掲載された「金型産業連関表作成の試み」だ。

著者は元信州大学イノベーション研究・支援センター客員研究員の藤本敏樹氏。これまでも金型や関連する産業の統計データを収集し解説した「金型統計要覧」を上梓するなど統計を通じ金型を研究してきた。

「金型産業連関表作成の試み」は、日本の各産業の生産・販売をまとめた産業連関表を利用。金型とそれに密接な自動車や家電、鉄鋼などの各産業との「中間投入率」や「輸入割合」などを比較し日本の金型の特性を紐解く。独自の論旨に視野が広がる。

金型新聞 2021年12月10日

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