ターゲット補足機能も強化 ファロージャパン(愛知県長久手市、0561・63・1411)はJIMTOF2018で最長80mの長距離3次元測定を可能にするFARO VantageS6/VantageE6 Laser Tra…
パンチ工業 3Dスキャナ計測サービスを開始
不具合の原因究明
パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)は今年1月、3Dスキャナを活用した新サービス「3D計測パートナーズ」の提供を開始した。従来の測定では難しかった製品の形状を測定し、測定データを加工・分析することで不具合の原因究明や改善策などの提案を行う。開発リードタイムの短縮や品質完成度の向上に貢献する。
これまで製品の品質を確認するには、ノギスや三次元測定機などを使った寸法測定で行うことが多かった。そのため、製品の歪みなど3次元的な現象をみることが難しく、時間がかかったり、正確に測定したりすることができなかった。
「3D計測パートナーズ」は同社北上工場(岩手県北上市)に設備する3Dスキャナを活用し、顧客の品質確認における課題を解決するサービス。利用者は金型や成形品などの現物を同社に預けることで3D形状データの分析や解決策などの提案を受けることができる。
料金体系はサービス内容によって3種類。形状評価が可能な「ライトプラン」で19万8000円(税別)。その他に「スタンダード」「プレミアム」を揃える。パートナープラン(無料)も用意する。課題に対する相談や活用事例の紹介、サンプルなどを受けることができる。
サービスの開始に合わせて、同社サイト内に特設ページを開設。問い合わせや無料相談プランへの登録などが可能。サービスの詳細情報なども確認できる。商品開発課長の宮本卓氏は「同サービスを利用することで、不良率の低減や設計の最適化などにもつながる」としている。
金型新聞 2022年2月10日
関連記事
ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、超硬コーティングソリッドドリル「ストライクドリル」に、穴あけと面取り加工が一度にできる面取り刃付きタイプを追加し、発売した。 穴あけと面取り加工が一度にできる…
順送プレス工程では材料の搬送量管理にパイロットやミスフィード検出が使われているものの、搬送に関わる不具合がしばしば発生している。所望の搬送が実現できない場合、不良品の発生にとどまらず、金型破損につながる場合もある。本稿で…
NCBrainAICAM セイロジャパンの公式製品紹介・お問い合わせは、こちらから 現場の課題 人手不足が深刻化し、CAMエンジニアの不足にもつながっている。さらに、働き方改革などによって労働時間が短くなり、エンジニア…
「工場診断パック」も ゼネテック(東京都新宿区、03-3357-3044)はこのほど、工場設備の稼働モニタリングシステム「GCモニター」を発売した。新旧問わずどんなメーカーの機械設備でも簡単にIoT化が図れ、遠隔地から…