金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

30

新聞購読のお申込み

【INTERMOLD・金型展・金属プレス加工技術展 総集編】
金属プレス加工技術展編

新素地、軽量化に対応

海外でのサポート力も

マグネシウム合金深絞り(キョーワハーツ)
厚板材を複雑形状に成形(豊島製作所)
プレス装置も提案(タイヨーアクリス)
CFRPの打ち抜き加工(シミヅプレス)

 自動車業界がCASEによって大変革期にある中、金型メーカーだけでなく、プレス部品メーカーも大きな変革に迫られている。こうした中で、20数社が出展した金属プレス加工技術展では、工法転換によるVA/VE提案、新素材への対応や新技術、海外展開への対応など様々な提案が見られた。

 板鍛造の技術や製品を紹介したのは豊島製作所(埼玉県東松山市)。板鍛造では、厚板材を複雑形状に成形できることから複数の工程を集約した部品などを展示。さらに、溶接工程を減らすことも可能で、部品の品質向上につながることなどを提案した。

 独自のプレス技術「ファインプレス」をアピールしたのは小川工業(和歌山県橋本市)。金型にくさびを用いないため、板材以外の切り離された素材からの100%せん断加工ができる。このため、端材を減らすことにもつながるという。

 電動化への対応や、軽量化などで新素材が重要になっている。こうした背景から、ソーデナガノ(長野県岡谷市)リチウムイオン電池の防爆安全弁の部品を展示。自動車業界だけでなく、医療部品などにも展開を図るシミズプレス(群馬県高崎市)はCFRPの打ち抜き部品を展示した。精密プレスを強みとするキョーワハーツ(神奈川県横浜市)では、マグネシウム合金の深絞り部品を出展した。

 金型以上にプレス部品では、現地調達の流れが強まっていることから、海外展開やサポート力をアピールするメーカーも目立った。自動車用プレス部品の正栄工業(神奈川県川崎市)では、メキシコ工場の一部を拡張中で、日系部品メーカーに対して、カーナビ部品や自動車部品の供給量を引き上げるという。

金型新聞 2021年5月14日

関連記事

TCTJapan2024総集編 最新のAM技術が一堂

金型関連技術も多数展示 2024年1月31日~2月2日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で3Dプリンティングや付加製造(AM)技術の専門展「TCTJapan2024」が開催された。装置や周辺機器メーカーなど108社・団体…

オークマ 11月16日からWEB展開催

「WEB OKUMA MACHINE FAIR –JIMTOF2020–」  オークマは、11月16日から同社ホームページ内でWEB展示会「WEB OKUMA MACHINE FAIR –JIMTOF2020–」(詳細は…

金型現場の課題を解決する最新技術 インターモールド2022

金型製造現場は現在、様々な課題を抱えている。それは、人手不足やグローバル競争の激化、自動車の電動化などといった各分野にまたがる。「インターモールド2022」では、これらの課題を解決する機械や工具を始めとした金型製造技術の…

井高らギガキャストイベントを開催 欧州の最新事例学ぶ

自動車メーカーら120人が参加 機械商社の井高(愛知県名古屋市)とコンサル企業のHakataInternational(神奈川県茅ケ崎市)は11月14日、愛知県名古屋市で、一体で大型部品を鋳造する「ギガキャスト」のイベン…

三菱電機 7月30、31日に名古屋でプライベートショー開催

新型のワイヤ放電加工機を初披露 三菱電機は7月30、31日の2日間、産業メカトロニクス製作所 (名古屋市東区)で、「三菱電機メカトロニクスフェア(MMF2025)」を開き、新型のワイヤ放電加工機を初披露する。 展示会のテ…

トピックス

関連サイト