企業間連携でフィールド広げる 自動車骨格部品などのアルミ押出金型を手掛けるエフアンドエムは今年1月、5軸加工機の導入コンサルティングサービスを始めた。長年運用してきた経験やノウハウを活かし、金型や部品メーカーのニーズにマ…
【新春特別インタビュー】時代をリードする8人
「CASE」による自動車業界の大変革は金型メーカーに大きな変化を迫ってきた。そして昨年から続くコロナ禍。リモート環境への対応やデジタルツールの活用など、変化せざるを得ない状況はさらに加速している。こうした混迷の時代に合って、金型メーカーに求められているものは何か。どのようなことに挑戦すべきなのか。金型メーカーの経営者や有識者8人に連携や技術開発、海外展開、教育、多様性といったそれぞれが注力しているテーマを基にインタビューした。
各インタビューの詳細は、タイトルリンクをクリック
日本金型工業会 会長 小出 悟氏(小出製作所社長)
「旧態依然の手法通用せず 今こそ変わるべき時」〜金型産業ビジョン〜
大垣精工 会長 上田 勝弘氏
「勝負は中身だ 他社よりも一歩先へ 好循環生まれる体制を」〜技術開発の必要性〜
ツバメックス 代表取締役 多田羅 晋由氏
「もっと広義な意味に 緩やかな連携が進む 経営者は思考の変革を」〜M&A・企業連携〜
黒田製作所 社長 黒田 昌彦氏
「つくれる領域を広げる 顧客ニーズに応えたい 特異性のある会社作り」〜金型の大型化に対応〜
垣金型製作所 取締役 稲垣 武洋氏
「常識にとらわれない金型 イノベーションを起こし新しい収益モデルを創る」〜新ビジネス〜
岐阜大学 副学長 王 志剛氏
「モノの本質を学ぶ場 金型は最適な教育ツール 企業との接点が重要」〜次世代人材の教育〜
大貫工業所 社長 大貫 啓人氏
「売れるものをつくる 物価の高い国で勝負 境地まで突き詰めることが大事」〜海外展開〜
オーニック 社長 難波 健氏
「考え方や能力異なる人材が活躍するワンチーム 時代の変化にしなやかに」〜ダイバーシティ〜
記者の目
世の中が大きく変化している中、日本の金型産業に必要なものとは何か。先進的な取り組みを進める8人にそれぞれの視点で語ってもらった。ダイバーシティ、M&A、海外展開、技術開発、教育、ビジネスモデルの変革、超大型化。大きな岐路に立たされている日本の金型メーカーにとって、今後の経営指針の参考となるテーマも多かったのではないだろうか。
「変化に気づかない、ゆでガエルにならないように、今こそ変わるべき時だと思います」。日本金型工業会の小出会長はこう語る。新型コロナによって我々のワークスタイルは大きく変化し、次世代自動車によって産業構造も変わりつつある。将来を見据え、変化に合わせた取り組みが、これからの金型メーカーには求められている。
金型新聞 2021年1月10日
関連記事
残留応力下げ、加工しやすく ソディックはコバルトを含まないマルエージング鋼系のAM用粉末材「HYPER21」を開発した。独自の造形技術「SRT工法」と合わせて使うことで残留応力を解放し、ソリなどの変形を抑制。造形後に機械…
大型機組立工場新設の理由 牧野フライス製作所は昨年末、山梨県富士吉田市に大型加工機の組み立て工場を新設すると発表した。12年ぶりの新工場で、総額210億円を投資し、大型加工向けを強化する。2026年初めに本格稼働する予定…
管理、調達を効率化 近年の金型工場では人手不足が深刻化しており、デジタル技術の導入による製造工程や管理工程などの効率化に向けた取り組みが加速している。多くの企業がセンシング技術を活用した見える化をはじめ、ITツール導入に…
前号では、日本金型工業厚生年金基金の制度移行に伴い、年金を退職金化することで得られるメリットなどを紹介した。では、そうした場合に加入者にはどの程度の負担や効果があるのか。より分かりやすく解説するために、モデルケースをも…
