300t大型プレスを導入 黒田精工は昨年12月、モータコア金型などを手掛ける長野工場(長野県池田町)を拡張し、300t大型高速プレス機を導入した。ボルスター寸法の左右長さが3・7mの大型機で、2・3mや2・7mの既設機よ…
明星金属工業 社長と行く1日社員体験
金型の製造現場を見学
自動車のプレス金型を手掛ける明星金属工業が今年4月から始めたのは、金型の生産現場を見学したり、型でおむすびを作ったりして1日社員体験できるイベント企画だ。金型づくりの現場やものづくりにおける金型の役割を体感し金型に興味を持ってもらうのが目的だ。
このイベント企画は『社長と行く1日社員体験』。上田幸司社長が工場を案内し、自動車のボンネットやドアなどの金型を加工、組立、プレス機によるトライ成形する様子を間近で見学することができる。

社員食堂では3Dプリンタで製作した型で、地元大東市で親しまれる飯盛山をイメージしたおにぎりを作り、ランチを楽しめる。型はパンチとブランク、ダイでできており塑性加工やプレス金型の基本的な構造と部品それぞれの役割を知ることができる。

大東市と旅行雑誌じゃらんが市の魅力を発信するため企画した体験イベントの1つ。上田社長は「少子化で日本の金型の未来を担う人材は危機的状況を迎えている。子どもに金型の魅力を伝えていかないと未来が危うい。一人でも多く、魅力を感じてもらえたら」。
12組の家族32名がこのイベントに参加した。参加者には同社が発行する『金型マニア認定書』を贈呈する。上田社長は「この認定書が思い出のひとつとして残れば、金型への興味が膨らむかもしれない。地道に金型への認知を広げていきたい」と話す。

金型しんぶん2025年11月10日号
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