自動化と人材育成—。自動車産業に関わらず、あらゆる製造現場において共通の課題となっている。人手不足は深刻化しており、課題解消に自動化、省力化は欠かせない。いかに若手に技能を伝承していくかも喫緊の課題となっている。一方で、…
ALPHA LASER ENGINEERING 溶接機から関連ツールまで販売・メンテナンス
ギガ・メガ向けの市場開拓
金型補修から溶接機の販売及びメンテナンス、金型製作を展開するGALAXYホールディングス(東京都中央区)の一角を担うALPHA LASER ENGINEERING(愛知県一宮市、0586・52・7133)はレーザー溶接機の販売・メンテナンスから関連ツール販売まで幅広く手掛け、ユーザーに金型補修に関する提案力を強化。直近、ギガやメガキャスト金型の補修市場に向けてレーザー溶接機だけでなく高温溶融アルミダイカスト用溶接棒ほか、セラミック砥石のセット提案を図る。
同社はALPHA LASER JAPANが手掛けるレーザー溶接機の修理・メンテナンス事業として2023年に設立。墨直樹社長は「当時、ALPHA LASER JAPANの名古屋工場閉鎖に伴い、中部圏の顧客をサポートすべく機器の修理を自分たちでやってみようと考えたのがきっかけ。今ではWin‐Winの関係でビジネス拡大につながっている」と語り、エンジニアリング事業として溶接機の修理・メンテナンスほか、洗浄機、セラミック砥石、溶接棒、3Dデジタル溶接マスクシステム、ハンディー型3Dスキャナーまで幅広い製品を取り扱う。

特に自動車関連ではギガキャスト・メガキャスト市場を視野に、レーザー溶接機の販売から手仕上げ用のセラミック砥石をセット提案するほか、グループの主軸で金型補修を手掛ける愛知溶業(愛知県一宮市)と金型補修出張サービスを提案。「ギガ・メガの補修は金型を分解して移動させることが困難なため、現場で溶接、手仕上げ、測定が必要。我々は機器一式を提案するだけでなく、愛知溶業の補修事業と共同でサービスできるのが大きな強み」とグループ間のシナジー効果でユーザーの課題に対応する。
今後は設備・産業プラント向けに溶接や切断に活用できるハンドヘルドレーザー溶接機『THEO』の販売で金型産業以外での提案幅を広げる。「若手や未経験者でも簡単に扱える製品で、人手不足やスキルレスのニーズに応えたい」とし、協働ロボットによる溶接の自動化の提案にも進めている。
続いて、ダイカストマシンのメンテナンス事業も視野に入れる。「金型補修してもマシン精度が出ていないと良品は生まれない。お客様に良い製品を提供し、一緒に課題解決を図りたい」と墨社長。
様々なユーザーニーズに応えるため、金型補修を軸にアフターサービスの事業領域を広げながら、営業人材の拡充やインターモールド、ダイカスト展にも出展し、新規開拓に努める考えだ。
金型しんぶん2026年1月10日号
関連記事
硬質クロムめっきなどを手掛けるオテックは、オリジナルのめっき開発に注力している。自社製品の「テフ・ロック」はクロムめっきとPTFE樹脂を複合させためっき。「摩耗しにくく、優れた離型性が長持続するため、樹脂成型やゴム成型の…
大型や多数個取りにも対応 プラスチック成形用設備・システムの製造販売を手掛ける松井製作所(大阪市中央区、06・6942・9555)はこのほど、金型温度調節器「MC6シリーズ」を新発売した。同製品は、大型金型や多数個取りの…
VESTは、「プレスの何でも相談室」をテーマに、メカ式プレス機械や周辺機器の販売、買取、順送ラインの構築など幅広い事業を展開する。 高橋実代表はプレス機械メーカー出身で、業界歴は40年を数えるプレスのエキスパートだ。自ら…
電極・ワーク外段取り器プリセッター、1台で複数加工機に対応 昨今、国内の製造業は慢性的な人手不足に陥り、生産現場の自動化・省人化が不可欠になっている。しかし、高額な設備投資が課題となり、自動化が進んでいないのが現状だ。 …


