金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

16

新聞購読のお申込み

寺方工作所 独自の温間プレス生かし、デザートスプーン発売

精密プレス金型やプレス加工を手掛ける寺方工作所(鳥取県北栄町、0858・36・4311)は、口から抜けるときにスッと滑るような口当たりのデザートスプーン(ステンレス製)を発売した。

底の曲面が緩やかで、楕円の半球状のスプーンなどと比べて口からスムーズに抜ける。先端のカーブもなだらかなためヨーグルトやプリンを食べるとき容器の底や端にフィットしきれいにすくえる。

鉄と比べて強度の高いステンレス材をこの独特な形状に冷間プレス加工で成形するのは難しい。しかし金型や製品を加熱してプレスする同社独自の温間加工によって実現した。

地元北栄町で開かれたイベントで自社技術を生かした製品として参加者にプレゼントしたのがきっかけ。評判が良かったため商品化した。県下のホテルから受注したほか、北栄町のふるさと納税の返礼品にも採用された。

寺方泰夫社長は、「受注産業の金型は「待ち」の営業。だが今後は独自の商品を開発し「攻め」の営業も展開したい」。デザートスプーンに続き、介護用スプーンやキャンプ用品の開発も検討しているという。

金型しんぶん2025年5月10日号 

関連記事

【金型テクノラボ】オートフォームジャパン ロバスト性の高いシミュレーション技術

製品の開発サイクルが短くなる中、シミュレーション技術に注目が集まっている。不具合を事前に予測でき、部品や金型の短納期化やコスト削減を実現できるからだ。中でも、量産時のパラメータ変動を考慮したシミュレーション手法であるRE…

ユニテック・ジャパン 2段階の超低圧ブラスト

金属表面処理装置「ユニフィニッシュ」 産業機械輸入商社であるユニテック・ジャパン(大阪府池田市、072-754-5757)はSablux社製(スイス)の金属表面処理装置「ユニフィニッシュ」の販売を強化し、切削や研削加工し…

ダイジェット工業 ショルダーエクストリームに小径サイズを追加

ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、高能率・高精度な肩削り加工ができる刃先交換式カッタ「ショルダーエクストリーム」に、インサート形状を小さくし(11形)、多刃設計による高速加工を実現した小径サイ…

低抵抗インサートを追加
三菱マテリアル

多機能カッタシリーズ  三菱マテリアルはこのほど、高能率加工用多機能カッタ「VPX」シリーズに低抵抗インサート「Lブレーカ」を追加した。8材種48アイテムを加え、幅広い被削材の加工に対応する。  切れ味重視の設計により低…

浜松工業技術支援センター SUS系粉末で金型造形

静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センター(浜松市浜名区)は、ステンレス系粉末を用いたプラスチック用金型の造形技術を開発した。これまで3Dプリンタでの造形が難しいとされていたSUS420J2系金型材料に相当する粉末で残…

トピックス

関連サイト